2019/11/27 16:47

前回の続きです。


妊活中の女性にぜひ摂ってほしいサプリメント:葉酸


1日当たり0.4mgの葉酸を摂ると神経管閉鎖障害で生まれる赤ちゃんが減ることは、良く知られていると思います。
葉酸はタンパク質やDNAの合成に必要なビタミンで、お腹の中の赤ちゃんは細胞増殖が盛んですので重要な働きをします。

普段の食生活の中で1日0.4mgの葉酸を摂るには野菜を300g以上食べなくてはならず、サプリメントで補充するメリットが大きいビタミンの一つです。

神経管閉鎖障害ってなんだろう?


神経管閉鎖障害とは妊娠の4~5週ごろに起きる先天異常で、1万人に6人ほどに見られます。
脳や脊髄などのもとになる神経管が形作られる段階できちんと閉鎖しないことによる異常で、腕や脚の運動異常のある赤ちゃんが見られたり、閉鎖障害の部位によっては、赤ちゃんの脳が作られず流産してしまうこともあります。

医学的に葉酸を摂ることで、100%ではありませんが、神経管閉鎖障害を予防ができることが知られています。
妊活中の方にはぜひ積極的に摂取してほしいです。

意外と知られていない事実ー葉酸は妊活中から摂るべしー


ここまでお読みになった方にはなぜ妊娠中じゃなくて妊活中の葉酸摂取を進めるのか疑問をお持ちの方もいるでしょう。
それは神経管が閉鎖する時期がつわりより先にあるからです。

葉酸が予防する神経管閉鎖障害は妊娠4~5週めにおこる異常です。
一方でつわりは妊娠8週目以降におこり、そこで妊娠に気づく方が多いです。

つまり、自分が妊婦であるとわかった頃にはすでに神経管が形作られる段階が終わっていて、葉酸を摂取しても神経管の閉鎖予防にはならないのです。

これは、妊娠に気づいてから葉酸を摂っても意味がない、という意味ではありません。
妊娠に気づく前から継続して取り続けるのが重要ということです。

ソフィアクイーンは妊活中・妊娠中の方向けに作られた医師監修のマルチビタミン


ソフィアクイーンは、千葉県内に産婦人科医院をグループ展開している医療法人社団マザーキー理事長の杉本雅樹医師が、
妊娠を希望する方や出産予定のある方向けに作った、産婦人科医師監修のマルチビタミンサプリメントです。

過剰摂取になりがちなビタミンAは含まれておらず、またビタミンDや葉酸を必要量含んでおります。
1ボトルあたり30日を目安に摂取してください。