2019/10/16 01:31

#2北島淳一という人のつづきです


千葉県・君津市に着きました。


16時くらいにファミール産院きみつのプレハブ小屋に着いて、弊社ソフィレの社長・花沢さんと理事長と他愛のない話をしていました。

"ちゃんと仕事してる?あと入学の準備してる?"

そう、私、大輔は、2015年に新卒で入った会社が全く合わず、1年も経たずに退職して、医学部再受験を目指していたのです。
まさか卒後、1年ももたないとは・・・弱!!激弱!!!!あと再受験って何?

ブログ管理人、大輔の話


それはちょうどおじいちゃんの1回忌でした。
2015年の8月、当時平均100時/月の残業をしていて自己肯定感0ミリの中、お盆はお客さんがお休みで僕も暇になり、静岡の実家へ帰ったのです。実家というか、おばあちゃんちに、親戚一同が会したのです。もちろん理事長もいました。

ちなみにその当時、僕を慰めていたのはスマホゲームの城とドラゴン、それと消滅都市の2つでした。
あっ、城とドラゴンは今もやっています。

8年ぶりくらいにみた理事長は髪が白くなっていました。
(ああ、館山かどこかで開業してたんだっけな。苦労してるのかな。)
そう思っていたら、ほんとに久しぶりな感じなのにやたらフランクな感じで話しかけられました。

「大輔、今何やってんの?医療系の会社か。仕事どう?」

大変、とかお給料はまぁまぁ、とか適当に受け答えしていたら、理事長は唐突にこう言いました。

「お前さ、いまから医者にならない?応援するぞ」

急すぎて、ちょっと何を言っているのかわからない・・・
でもその時、そういう人生もなんだか悪くない感じがして、大学受験は文系だったのに、まぁそういうのもいいかもと思ったのを記憶しています。そのあと1か月で退職を決め、3か月後にはほんとに退職するんだから人生ってわからないね!

というわけで2016年の5月から、そのちょっと前にオープンした、千葉大学医学部から目と鼻の先のなのはなクリニックで、受験勉強しつつ仕事をすることになったのでした。

株式会社ソフィレに入社しました。


なのはなクリニック含むファミール産院は、株式会社ソフィレが経営コンサルティングを行っています。
ソフィレの社員は基本的に医療従事者の資格を持っていませんが、その代わり、病院が滞りなく運営されるよう仕事します。
診療はスタッフ、経営はソフィレが行うという分業体制でうまく歯車を回して地域に医療を提供していきます。
僕はソフィレの社員として、なのはなクリニックの2Fで、ファミール産院のサプリメント事業関連を中心に仕事したのでした。

ちなみに、ソフィレ社長の花沢さんは、なのはなクリニックのスタッフに

「理事長の甥っ子で書生の大輔です」

と紹介しました。ここだけ大正時代?

でもクリニックのスタッフにはほんとによくしてもらって、時にお昼を作ってもらったりしながら、1日の半分を勉強、もう半分を仕事に充てて充実した日々を送っていました。実際は仕事してるふりして真田丸のダイジェストをYouTubeで見てたりしてたけど。

...2016年秋口の模試の結果はイマイチだったのだけど、同時期に受けた社会人編入学の試験にラッキーで合格して、この食事会の時には春からは医学部入学が約束された身分でした。まだ準備してないよ、運転免許どうしよう、とか真田丸が面白い、とか理事長と花沢さんと延々と話し込んでいたところ、その人はやってきました。

でた、サプリメントおじさん!


北島さんは20時くらいに、ご友人のあきえさんを連れてやってきました。二人とも50代前後、北島さんはやせ型で眼光鋭く、あきえさんは丸顔で僕よりおおきく、包容力のありそうないでたちでした。みんなあきえちゃんと呼んでいました。一緒にサプリメント事業をされている方のようです。

「いや~遅れちゃってごめんねぇ」

北島さんとあきえちゃんは座の中心に入り、最近どんなことがあったかお話ししています。どうやら頭のいい人のように感じたことを覚えています。僕は北島さんと話したくて、座を移して北島さんの隣、あきえちゃんの反対側に座りました。北島さんが狭そうにしています。理事長の紹介を受けて、いろいろな話をしました。どんなサプリを扱っているか、なんでファミール産院にサプリメントを提供することになったのか、どのくらいサプリメント事業を行っているか、サプリメントのことをどう思っているか。

北島さんは何も知らない僕へ丁寧に、また熱く語ってくれました。

サプリメント研究者・北島淳一


彼はどちらかというと、話が上手なタイプではなさそうです。
研究者肌というのでしょうか、言葉を探しながら、端的な言葉で僕の理解を深めてくれます。

そしてサプリメントの話になると、話すスピードがとても速くなります。特に原材料については独自のこだわりを持っていて、自分が使って本当にいいと思った最高品質のものだけを、高容量のカプセルに可能な限り詰め込んでいるとのことでした。

"ファミール水素プラセンタには最高品質のキルギス馬の胎盤から抽出した純度100%のプラセンタと、体内の悪い成分を吸着し便として排出する風化貝カルシウムと、パパイヤから抽出したお肌の角質を溶かすシステインプロテアーゼのパパインが含まれている。これはほんとに体にいいものしか入っていない"などとすごいスピードで噛みまくりながらしゃべってくれました。

このおじさん、熱量がすごい。

ほかに覚えているのは、飲み屋で理事長と出会って意気投合したという話だけですが。もうあれから3年も経っていますから。
これについてはゆっくりしゃべっていました。

気になっていた話をしてみました。

なんでファミール水素プラセンタはウマの胎盤を使っているんですか?

ブタと何が違うんですか?


北島さんの早口な解説を僕なりに整理すると、3点の理由が挙げられます。

#4プラセンタは豚じゃなくて馬じゃなきゃダメな理由につづく